多根総合病院

医療現場から生まれた良さをいつまでも

一方で注文もあり、西村看護部長からは「医師からの重要な指示が来た場合、ランプを明滅させるといった、よりわかりやすい工夫があるといい。看護師は多忙ですから、よりわかりやすい表示や情報伝達機能があると最適です。例えば感染症の方の場合だと、どれだけ患者さんの情報が看護師間で共有できるかが鍵になりますから、共有すべき情報ができるだけ簡単かつスピーディに共有できるような仕組みであってほしい」との声をいただいています。いずれにしろ、「医療現場から生まれたシステムであるという良さをこれからも維持、進化させていってほしい」というのが3人に共通した声でした。

投資と得られるメリットのバランスを

外部との連携、地域医療連携でセキュリティが担保できれば、今後はシステムの拡充を進めたいという希望を口にされる丹羽院長ですが、一方で「投資する金額と見合うだけのメリットが得られるかどうか。投資とメリットとのバランスを厳しく見極めていく必要がある」ことも強調されます。医療の質を高めていくには優秀な人材の確保と合わせ、ITによる効率化は避けて通れませんが、投資するにふさわしいITシステムとしてどれだけ進化させられるかが改めて問われていると言えそうです。

社会医療法人きつこう会 多根総合病院

大阪府大阪市西区九条南1-12-21
Tel : 06-6581-1071
病床数/304床
特色/1949年の開設以来、地域医療に貢献してきた大阪府を代表する中核病院。臨床医研修病院やがん診療拠点病院、災害拠点病院などの指定を受け、2011年には京セラドーム横に新病棟を完成させ、「自分の家族を入院させたくなる病院になる」をモットーに、さまざまな取組みを行っておられます。同程度の技術や経験を持った外科医がタッグを組んで一人の治療にあたるBuddy制の導入では全国的な注目を集めています。
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