三友堂病院

地域医療連携にも
大きな役割を果たせるWeb電子カルテへ。

電子カルテシステム[アピウス エクリュ]を7年前に導入した三友堂病院では、
グループ内の連携のみならず、地域医療の連携にもWeb方式のメリットが存分に発揮されています。
導入から7年間にわたってKHIの開発担当者が密接な関係性を維持し、
カスタマイズの依頼に柔軟に応えてきた事例を紹介します。
(2011年9月16日取材)

導入製品:アピウス【エクリュ】

拡張性が高くランニングコストに優れる Web電子カルテのメリット

診療録記入において、医師の思考は頭の中で治療方針を考える“創造系”である。一方、看護師の記録は“入力系・処理系”が中心と言えます。医師は患者のCTデータや過去の診療録など複数の資料を同時に見ながらこの先の治療方針を検討し、所見や治療のイメージをカルテに記録していきます。一方で看護師はカルテに書かれた医師の指示を実行し、一つひとつの処置を確実に行った事実を記録する。医師と看護師が同じカルテで診療録を管理する以上は、こうした創造系の作業と、入力・処理系の作業が同じシステム内で融合していなければなりません。

私たちが7年前に亀田医療情報を選んだ理由は、拡張性の高いWeb系のメリットを活かし、こうした現場の要望に柔軟に応えていただけることが分かったからでした。

クライアントにアプリケーションを配布する手間がかかるクライアントサーバ型のシステムでは、現場の細かい要望をシステムに反映するには時間もコストもかかりますが、Web型ではあらゆるソフトを応用しながら非常に柔軟にカスタマイズすることができます。専用端末を置く必要もないので、必要に応じてパソコンの台数を増減するだけで済み、管理面でも非常に小回りが利きます。当院ではスタッフの動線上にはいつでも誰でも情報にアクセスできるようクライアントを配置しており、その数は250を超えます。実働人数よりも電子カルテの数の方が多いくらいですが、ここまで拡げることができたのも、ライセンスフリーであり、端末設定が簡単なWeb電子カルテならではでしょう。また、医師の外来にはCT画像を見るための高精度の大画面モニターを、看護師の動線上には投薬や検温などの実施記録を入力できる程度の小型パソコンをと、必要に応じて端末を選択できることもWeb系の大きなメリットです。

KHIさんのシステムではデータは永久保存されますが、導入から7年が経った現在でもシステムにはまったく重さを感じません。分刻みで動く病院業務では根本のサーバにトラブルが生じれば大問題になりますが、Web版の場合はトラブルが起きてもごく部分的な問題で済むことが多く、これもWeb電子カルテの大きな利点だと思っています。そのため、修復作業においても米沢−東京間のリモート作業で完了してしまうケースがほとんどなので、これまでに業務に支障を来たすようなトラブルは起きていませんね。

池田秀樹氏
診療第一部部長
呼吸器内科科長

田林義則氏
財務部部長
人事企画部部長

総クライアント数250以上。必要なときにいつも近くにある端末配置を可能にしたのも、Web型の大きなメリットと言えます。

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