ねや川サナトリウム

先進の仮想化技術を積極的に取り入れ、 そのメリットを享受

今回の本院、心療内科のバージョンアップでは、サーバの仮想化技術を導入しました。冗長化対応としてクラスタリングは構築も非常に高価で、冗長化範囲もDBサーバに限定されるため、仮想化技術を利用し、データベース、Web,インタフェースなど、電子カルテ利用のための全てのサーバ群の冗長化を実現することを可能にしました。また、バージョンアップ前より物理的なサーバ台数の削減も実現しました。これによって管理工数やスペースの削減が可能になっただけでなく、消費電力の節約にもつながっています。

寺師氏によれば、「一般企業ではかなり常識化しつつありますが、医療施設ではまだまだ珍しいのがこの仮想化技術、ゲストOSの再起動にかかる時間、メンテナンス時のシステム停止を回避する仕組み等、限られた予算の中で最大限の成果を得るためにも、こういった仮想化技術は不可欠と判断しました」とのことです。 バージョンアップ後、レスポンスも格段と良くなり情報共有がし易くなったとの声が現場からもあがっているそうです。

今後のアピウス プシュケ活用への期待

長尾会様の今後のビジョンとして、在宅医療と地域での医療連携を見据えています。「『いっしょにがんばろうよ』をテーマに、地域と連携した心療を提供しようとすれば、在宅支援に今まで以上に取り組まなくてはいけません。それを支えてくれる電子カルテであることが不可欠」と寺師氏が指摘すれば、訪問看護ステーションの田中氏も、モバイル化を前提に「現在はステーションに戻ってから入力するしかないのですが、もし在宅の現場で情報が確認でき入力できるようになれば、より適切なケアがその場で出来るようになるし、患者さんの理解も得やすくなることは確実」と言います。

電子カルテシステムへの期待が高い分、長尾会様が求める機能はより高度になっています。医師の佐々木氏は「精神科医の場合、診療しながら思索を深めていくことが少なくありません。電子カルテ導入以前は手で書きながら診療方針などを模索し、自分なりの考えをまとめていた。そうした思索ツールとしての電子カルテも期待したい」と要望されています。 これも長尾氏によれば「紙のカルテを単にデジタル化しただけではない、より進化した、より利用価値の高い電子カルテをもとめていることの表れ」と指摘されました。長尾会様の今後のビジョンに対して、アピウス プシュケが非常に期待されていることが我々にずっしりと伝わってくるインタビューとなりました。

医療法人長尾会 ねや川サナトリウム

大阪府寝屋川公園2370-6
Tel : 072-822-3561
病床数/267床
特色/1965年に開院、1983年に現在地へ移転した急性期対応型の精神科病院です。「いっしょにがんばろうよ」をテーマに、医師が一方的に治療を行うのではなく、患者さんや地域住民、職員との協力関係のもと一体となった治療を通じ、患者さんやご家族の不安や悩みを共有し、一緒に解決することをめざしておられます。精神科診療だけでなく、訪問看護や精神障害者生活訓練施設、デイケア、グループホームなどを展開する地域密着型の医療法人の中核をなす精神科病院です。
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