飯田市立病院

地域医療連携を支えるITシステムとして

長野県は全国でも医療連携が進む地域として知られますが、飯田市を中心とするエリアも例外ではなく、飯田下伊那診療情報連携システム[ism-Link]によって、飯田市立病院様を核に6病院、50を超える診療所が参加し、2000名を超える患者さんの診療情報を共有するまでになっています。その前提になるのが電子カルテであり、金子院長も「当院がカバーするエリアは香川県に匹敵するくらい広く、患者さんの移動も、病院間の交流も簡単ではない。である以上、電子カルテやネットワークに代表されるITインフラの整備なくして地域医療連携の進展は難しいと言わざるを得ません」とおっしゃいます。地域医療連携を進めるためにも、統合診療支援システムをはじめとするITインフラへの期待は相当に高いと言えそうです。

在宅を含めた総合医療への道

また、飯田市立病院様は在宅を含めたより総合的な医療サービスも見据えておられます。予防医学から急性期、回復期、療養期と続くフローの中で、今後重要になってくると思われるのが療養期。それも特別な施設ではなく自宅での療養が求められてくる中で、地域の中核病院として在宅をも視野に入れた医療サービスが必要になってくるでしょう。その時に、それを可能にする情報システムがあるかどうか。こうした視点からも統合診療支援システムが果たす役割は小さくないというのが金子院長の考えのようです。

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