飯田市立病院

地域医療連携あるいは
在宅を含めた総合医療を
可能にするITインフラへ。

2011年にそれまで使っておられた電子カルテシステムから
総合診療支援システムKaiへのリプレイスを図られた飯田市立病院様。
香川県に匹敵するエリアの地域医療を担っておられることもあり、
地域連携医療への意欲は強く、それに不可欠なITシステムへの期待を中心にご紹介します。
(2013年6月17日取材)

導入製品:Kai V3

以前のシステムとの互換性を重視

2011年、飯田市立病院様は統合診療支援システムKaiの採用を決断されますが、以前使っていた電子カルテDIAKARTEが亀田医療情報システムのシステムをベースにしていたことからシステムとしての互換性があり、蓄積されたデータの移行も容易だろうということが一番の理由だったとおっしゃいます。「電子カルテを導入してから約7年の間に蓄積された膨大なデータがあり、それを引き継ぎつつ、その分析を行うことで地域の実情に合った診療に役立てていく。そのためにもデータ移行が容易で、統計・分析機能も備えたKaiがいいだろうと判断したのです」と宮内課長。さらに、医師や看護師など現場の方が操作に慣れており、KaiがDIAKARTEの操作性の良さをそのまま引き継いでいるため、更新によって業務に支障をきたすことはないだろうとの読みもあったと言います。

格段に向上した使いやすさ

電子カルテシステムから統合診療支援システムへの更新により、機能面でのさらなる向上がもたらされたことは確かです。循環器内科・部長の山本氏が、「以前は外付けのシステムで対応するしかなかったものがKaiでは標準化されたものがいくつかあり、同一操作体系で使用できるようになり、はるかに使い勝手がよくなった。リハビリシステムや病理検査などがその例である。また、処方や指示オーダの展開の概念が一新されたことにより、中断や変更の際の実施内容とオーダ記録の統一性が担保され、操作性の改善のみならずリスク回避に関しても大きく前進し、すべてのものがKaiの中でほぼ完全に完結する形となったことは非常に大きいと感じる」と言います。

ナビゲーションケアマップへの期待

一方の園田ICU師長は、「オーダリングで医師からの指示がすばやく確認できるようになりましたし、よく使う病床マップもより視覚的になったことで患者さんの移動も安全で楽になりました。スタッフ間での情報共有も飛躍的に進みました」と言います。ウィンドウズと同じ感覚でクリックやスクロールができる操作性も含め、さらに使いやすくなったというのが一致した見解のようです。さらにみなさんが強調するのは、ナビゲーションケアマップへの期待です。「以前のシステムではクリティカルパスの導入は難しかったのですが、Kaiではそれを実現するツールが揃った。これを契機として是非とも加速させたい」とおっしゃいます。

院長
金子 源吾氏

循環器内科 部長
山本 一也氏

ICU師長
園田 直美氏

経営企画課長
宮内 稔氏

医療情報部 係長
熊谷 敏克氏

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